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  • リアルでは、2人に1人が契約になっていました

    リアルでは、2人に1人が契約になっていました

    集客がうまくいかない。

    だから、新しいやり方を足す。それもうまくいかない。また別のやり方を足す。

    僕は起業して12年、500名を超える経営者の方と向き合ってきました。この状態のとき、やり方を増やしてはいけません。

    足す前に、いまの数字を場所ごとに分けてください。


    全部まとめて見ていると、何も見えません

    多くの方は、集客の成果を1つの数字で見ています。

    「今月は3件だった」「先月は1件だった」

    これだと、次に何をすればいいかが決まりません。

    3件がどこから来たのか。1件のときは何をしていたのか。分けていないので、わからない。

    そして、わからないまま「もっと頑張ろう」になります。


    僕が、自分の数字を分けたときの話

    正直に書きます。

    僕は1年、広告をメインの集客として回していました。

    (始めたのは前の年の4月ですが、最初の3か月は覚えるための期間でした。実際に回り出したのは7月からです)

    使った金額は、70万円です。

    結果は、こうでした。

    | | ||—|—|| メールアドレスの登録 | 320件 || 個別相談 | 5件 || 契約 | 0人 |

    一人も決まりませんでした。

    ……書き出すと、それなりに効きます。


    同じ時期に、別の場所では違うことが起きていました

    ここからが本題です。

    同じ時期、僕はリアルの場にも出ていました。交流会や、人からの紹介です。

    そちらの数字を分けて出したところ、こうでした。

    過去4年間で、交流会に出たのは12回。年に3回だけです。

    そこから個別相談に来たのが25人。そのうち14人が契約になっています。

    2人に1人。成約率にすると56%です。

    同じ人間が、同じ商品を、同じ言葉で説明しています。

    場所が違うだけで、結果がここまで違いました。


    この数字を見るまで、気づいていませんでした

    正直に言うと、僕はこれを分けて見たことがありませんでした。

    「広告がうまくいかない」とだけ思っていました。

    そして、広告のやり方を直そうとしていました。もっといい画像を作ろう、もっといい言葉にしよう、と。

    でも、分けて出した瞬間にわかりました。

    直すところは、そこではなかった。

    僕は、会って話したときに強い。それが自分の勝ち筋でした。


    広告が悪い、という話ではありません

    ここは、はっきりさせておきます。

    広告そのものは、悪くありませんでした。

    320件の登録が集まっています。これは、広告として機能していたということです。

    問題は、集まったあとが、僕のやり方に合っていなかったことです。

    僕の商品は、会って、話を聞いて、相手の状況に合わせて組み立てるものです。画面の中だけで完結する形になっていませんでした。

    道具が悪いのではなく、道具と自分の組み合わせが合っていなかった。

    だから、広告を否定するつもりはまったくありません。合う人には、間違いなく効きます。


    あなたの数字も、分けられます

    やることは簡単です。

    この1年に契約になった方を、全員書き出してください。

    そして、その隣にどこで出会ったかを書きます。

    • 紹介
    • 交流会
    • ホームページ
    • 広告
    • 前からの知り合い

    これだけで、たいてい偏りが見えます。

    そして、多くの方が驚きます。「思っていたところと、違った」と。


    数が少なくても、意味があります

    「まだ契約が3件しかないので、分ける意味がない」

    そう思われるかもしれません。

    3件でも分けてください。

    3件のうち2件が同じ経路なら、それは十分な手がかりです。

    そして、こう考えてみてください。

    その経路を、来年2倍にしたらどうなるか。

    これは、新しいやり方を1から覚えるより、はるかに現実的です。

    すでに勝てている場所を広げるほうが、早い。


    弱いところを直したくなる気持ちについて

    もう1つ、大事なことを書きます。

    数字を分けると、勝てていない場所も同時に見えます。

    そして、まじめな人ほど、そちらを直したくなります。

    僕もそうでした。広告の数字が悪いとわかったとき、真っ先に「広告を直そう」と考えました。

    でも、限られた時間を、勝てていない場所に使うのは損です。

    弱いところは、いったん置いておくでいい。

    強いところが安定して、余力ができてから戻ってくれば間に合います。


    まだ、分ける数字が無い人へ

    「そもそも、契約がまだ1件も無い」

    その場合は、契約ではなく、手前の数字を分けてください。

    • 名刺を交換した人が、何人いたか
    • そのうち、もう一度会えたのが何人か
    • そのうち、仕事の話まで進んだのが何人か

    どこで減っているかを見ます。

    そして、たいていの場合、減っている場所は1か所です。

    • 交換はできるが、二度目が無い → 別れ際に次の約束をしていない
    • 二度目はあるが、仕事の話にならない → 相手の困りごとを聞いていない

    どちらも、やり方の問題です。性格や才能の問題ではありません。

    そして、1か所しか詰まっていないなら、直すのも1か所で済みます。

    場所は、途中で変わります

    もう1つ、知っておいてほしいことがあります。

    勝ち筋は、固定ではありません。

    いま強い場所も、3年後には変わっている可能性があります。人との関係も、扱う商品も、変わっていくからです。

    だから、この分け方は一度で終わりにしないでください。

    おすすめは、半年に1回です。

    半年ごとに、同じことをやる。契約になった方を書き出して、出会った場所を隣に書く。

    そうすると、自分の勝ち筋が動いているかどうかが見えます。

    そして、この記録が数年ぶんたまると、それはもうその人だけの経営の地図になります。


    まとめ

    • やり方を足す前に、いまの数字を場所ごとに分ける
    • 1つの数字で見ていると、次にやることが決まらない
    • 僕の場合、広告70万円で契約0人、リアルは相談25人中14人で56%
    • 同じ人間・同じ商品でも、場所で結果が変わる
    • 道具が悪いのではなく、道具と自分の組み合わせが合っていなかった
    • 契約になった方を全員書き出し、どこで出会ったかを隣に書く
    • 3件でも分ける価値がある
    • 勝てていない場所は、いったん置いておいていい

    今日、この1年の契約を全部書き出して、出会った場所を隣に書いてみてください。5分で終わります。

    そして、うまくいかないとき「やり方が足りないからだ」と思い込みがちですが、たいていの場合、原因はもっと手前にあります。

    あなたの案件が「どこで止まっているのか」は、無料の診断ツールで60秒でチェックできます。止まっている場所が分かれば、次の一歩も見えてきます。

  • 1年間で広告に70万円払って、契約はゼロでした

    1年間で広告に70万円払って、契約はゼロでした

    これは、私の失敗の話です。

    起業して12年、500名を超える経営者の方と向き合ってきました。案件獲得を教えている本人が、自分の集客で1年こけた話を書きます。

    数字は全部そのまま出します。ぼかしません。

    広告を出しても案件が取れないのは、広告が下手だからではありません。

    順番が違っただけでした。ここに気づくのに、1年かかりました。

    何にいくら払って、何が起きたか

    Meta広告を1年、メインの集客として回しました。

    正確に言うと、始めたのは前の年の4月です。ただし最初の3か月は、画像の作り方などを覚える期間でした。実際に回り出したのは7月からです。

    | | ||—|—|| 広告のコンサルタント | 35万円 || 広告費 | 70万円 || 合わせて | 100万円超 || メールアドレスの登録 | 320件 || 個別相談 | 5人 || 契約 | 0人 |

    一人も決まりませんでした。

    無謀に見えるかもしれませんが、計算はしていました。私の場合、一度契約すると続いたり別の依頼に広がったりして、一人あたり平均で200万円近くになります。1人取ればペイできる。2人で儲けが出る。そういう読みでした。

    作ったものの数も出しておきます。

    画像が126枚。動画が57本です。

    反応が良かったもの、悪かったもの、絵柄を変えたもの、AIで作ったもの。思いつくことは全部やりました。

    手を抜いた結果ではありません。やり切った結果が、ゼロでした。

    書き出すと、それなりに効きます。

    意外かもしれませんが、広告そのものは悪くなかった

    ここが、この話のややこしいところです。

    広告の反応率は2%を超えていました。メールアドレス1件を取るのにかかった費用は約2,200円。この業界では、悪い数字ではありません。

    つまり、広告は仕事をしていました。

    人はちゃんと集まっていたんです。

    じゃあ何が壊れていたのか。

    原因①:まだ証明できていないものに、お金を掛けた

    これが一番の原因でした。

    私はそのとき、広告からの流れで契約が取れたことが1件もありませんでした。

    決まる形が分かっていないのに、そこにお金を流し込んだわけです。

    広告は増幅器です。うまくいっている形を大きくする道具であって、うまくいっていない形を直す道具ではありません。

    ゼロを100倍しても、ゼロのままなんですよ。

    原因②:集まった人が、買える人ではなかった

    320人集まりました。

    でも、あとから見返すと、月の売上が10万から30万くらいの、始めたばかりの方が多かった。

    私の商品は、4ヶ月で69万円、8ヶ月で100万円台です。

    買いたくても、買えない。

    これは相手の問題ではありません。声を掛ける相手を、私が間違えていました。

    原因③:見ているつもりで、数字を見ていなかった

    毎日、広告の管理画面は開いていました。

    表示回数、クリック、費用。全部きれいに並んでいます。

    でも私が見るべきだったのは、その先です。登録した320人のうち、何人が相談に来たのか。

    答えは5人。1.5%です。

    ここを直さずに、広告の画像だけを何度も作り直していました。

    (上の蛇口を開けても、下のバケツに穴が空いてたら意味ないんですよね)

    原因④:会わずに決まると思っていた

    正直に言うと、これが本音でした。

    人と会うのは時間がかかるし、断られると疲れる。仕組みだけで回れば、そのほうが楽だ。

    そう思っていました。

    でも、私が売っているのは1対1のコンサルです。金額も安くありません。

    顔も声も知らない人が、100万円を出すわけがないんですよ。

    書いてしまえば当たり前です。でも、当たり前のことほど、自分のことになると見えなくなります。

    楽をしたい気持ちが、判断を曇らせていました。

    原因⑤:やめる日を、決めていなかった

    これも大きかったです。

    始めるときに「いくらまで」「いつまでに何が起きなかったらやめる」を決めていませんでした。

    だから、毎月少しずつ払い続けてしまう。1ヶ月あたりで見ると数万円なので、痛みが出ないんです。

    気づいたら70万円でした。

    少額を長く払うのは、一度に大きく払うより危ないです。痛くないぶん、止まらない。

    実話:やめると決めた日

    2026年の8月21日に、全部止めました。

    止める前に、自分の数字を並べ直したんです。そこで出てきたのが、これでした。

    交流会には、4年で12回しか出ていません。年に3回です。

    そこから受けた個別相談が25人。契約は14人。成約率56%。

    一方、1年かけた広告は、相談5人で契約0人。

    同じ人間が、同じ商品を、同じ言葉で売っています。

    正直に言うと、まじかよ、と思いました。

    答えは最初から手元にあって、私はそこに時間を使っていなかっただけでした。

    広告を止めて、その日のうちに決めたのは1つです。交流会と紹介に戻る。人に会いに行く。

    止めるのは、負けを認めるみたいで気が重かったです。1年ぶんの言い訳が頭に浮かびました。

    でも、止めた瞬間にいちばん軽くなったのは、自分でした。

    じゃあ、いつ広告を出すのか

    私が今、自分に課している条件は3つです。

    1つめ、同じ流れで3件決まっていること。まぐれではないと言える最低ラインです。

    2つめ、その3件が、どこで決まったか説明できること。言葉なのか、実績なのか、会った回数なのか。ここが言えないと、増やしても再現しません。

    3つめ、1件決まると、いくら残るかが分かっていること。1件あたりの利益より広告費が高ければ、出すほど減ります。

    この3つがそろってから掛ける。そうでない期間は、自分の足で回る。

    遠回りに見えますが、私の場合、こっちのほうが速かったです。年3回しか出ていない交流会が、1回あたり約229万円の契約を生んでいたわけですから。

    まとめ

    • 広告は増やす道具であって、直す道具ではない
    • 画像126枚・動画57本でもゼロ。作る量では埋まらない
    • 決まる形が1つもできていないうちは、掛けても増えない
    • 集める前に、誰を集めるかを決める。買えない相手を集めても苦しいだけ
    • 見る数字は表示回数ではなく、相談に来た人の数
    • すでに決まっている場所が、たいてい手元にある

    広告が悪いという話ではありません。私も、勝ちパターンがはっきりしたら、また使うつもりです。

    順番だけの話です。先に、売り込まずに1人から受注できる形を作る。それが3回続いたら、そこに広告を掛ける。この順番なら、お金はちゃんと戻ってきます。

    うまくいかないときほど「広告の出し方が下手なのかな」と思い込みがちですが、たいてい原因はもっと手前にあります。

    あなたの案件が「どこで止まっているのか」は、無料の診断ツールで60秒でチェックできます。自分の現在地が分かると、次の一歩が見えてきます。

  • 努力の方向を変えるだけで、結果は変わります

    努力の方向を変えるだけで、結果は変わります

    交流会にも出ている。

    紹介も頼んでいる。

    勉強もしている。名刺も配っている。

    なのに、案件にならない。

    僕は起業して12年、500名を超える経営者の方と向き合ってきました。こういう方に、僕は絶対に言わないことがあります。

    「もっと頑張りましょう」とは、言いません。


    もう、十分に動いています

    理由は、はっきりしています。

    この状態の方は、行動できない人ではありません。

    むしろ、人より動いています。

    実際に僕が見てきた方々は、こうでした。

    • 交流会の団体に複数入って、広告も出して、紹介の仕組みも作って、講師登録もして、全部やって全敗
    • 早く結果を出したくて、毎日6時間、画面越しに人と会っていた
    • 行動量は人より多いのに、結果が出ないことがパターンになっている

    ……頑張っていないわけが、ありません。

    だから「もっと動け」は、この方たちにとっていちばん残酷な言葉です。


    問題は、量ではなく方向です

    では、何が起きているのか。

    方向が、ずれています。

    これは、ものすごく損な状態です。

    なぜなら、努力が結果に反映されないからです。

    そして、反映されないと、こう思います。

    「自分には向いていないのかもしれない」

    ……ここが、いちばん怖いところです。

    方向がずれているだけなのに、自分に問題があると結論づけてしまう。

    そして、やめてしまいます。


    ずれている場所は、たいてい同じです

    では、どこがずれているのか。

    僕が見てきた限り、ほぼ同じ場所です。

    伝え方。もっと言うと、伝える順番です。

    多くの方は、こういう順番で話しています。

    自分は何者か → 何ができるか → だから、どうですか

    一見、正しそうです。

    でも、これだと相手は動きません。

    相手の話が、1つも入っていないからです。


    結果を急ぐと、順番が飛びます

    なぜ、この順番になるのか。

    結果を急いでいるからです。

    早く決めたい。だから、早く自分の話をする。

    気持ちは、よく分かります。数字が足りていないときは、特にそうです。

    でも、急ぐほど遠回りになります。

    正しい順番は、こうです。

    相手の話を聞く → 相手の中で問題がはっきりする → そこで初めて、自分の話をする

    自分の話は、最後です。

    そして、順番を守ると、多くの場合こうなります。

    売り込まなくても、相談されます。


    直すのは、自己紹介ではありません

    ここで、1つ補足します。

    「じゃあ、自己紹介を直せばいいのか」と思われるかもしれません。

    自己紹介は、あくまで手段です。

    目的は、案件になることです。

    だから、自己紹介の言い回しをきれいにしても、順番が同じなら結果は変わりません。

    大事なのは、どんな言葉を使うかではなく、どの順番で伝えるかです。

    そして順番が正しければ、多少言葉が下手でも通ります。

    逆に、順番が違うと、どれだけ言葉を磨いても通りません。


    自分を責めないでください

    ここは、はっきり書いておきます。

    成果が出ないとき、多くの方は自分を責めます。

    • 自分は営業に向いていない
    • 自分には魅力がない
    • 自分は選ばれない人間だ

    違います。

    やっていることが、ずれているだけです。

    やり方の話を、人格の話にしないでください。

    これは、本当に大事なことです。

    なぜなら、人格の話にしてしまうと、直しようがなくなるからです。

    やり方なら、直せます。今日から変えられます。


    増やすのをやめて、変えてください

    最後に、明日からできることを書きます。

    いま、行動を増やそうとしていませんか。

    増やすのを、いったんやめてください。

    代わりに、同じ量のまま、順番だけ変えてください。

    次に人と会うとき、こうしてみてください。

    最初の10分は、自分の話を1つもしない。

    聞くだけ。何をしている人で、何に困っているのか。

    そして、10分経ってから、初めて自分の話をする。

    やることは変えていません。順番を変えただけです。

    これだけで、相手の反応が変わることを、多くの方が体験しています。


    順番を変えると、量も減ります

    もう1つ、おまけの効果を書いておきます。

    順番を変えると、必要な行動量が減ります。

    理由は簡単です。

    打率が上がるからです。

    10人と会って0件だった人が、順番を変えて10人と会うと、1件や2件になります。

    すると、その1件に時間を使えるようになります。

    そして、丁寧に対応できるので、紹介が生まれます。

    紹介が生まれると、また量が減ります。

    つまり、こういう循環です。

    順番を直す → 決まる → 時間ができる → 丁寧にできる → 紹介が来る

    いま苦しいのは、この循環に一度も入れていないからです。

    そして、循環に入るために必要なのは、追加の努力ではありません。

    いまの努力の向きを、少し変えるだけです。


    まとめ

    • 成果が出ない人ほど、実は人より動いている
    • 「もっと頑張れ」は、いちばん残酷な言葉
    • 問題は量ではなく、方向
    • 方向がずれているだけなのに、自分に問題があると結論づけてしまう
    • ずれているのは、伝える順番
    • 結果を急ぐと、順番が飛ぶ
    • 相手の話が先。自分の話は最後
    • やり方の話を、人格の話にしない
    • 増やすのをやめて、順番だけ変える

    次に人と会うとき、最初の10分だけ聞き役をやってみてください。

    そして、成果が出ないとき「自分には向いていない」と思い込みがちですが、たいていの場合、原因はもっと手前にあります。

    あなたの案件が「どこで止まっているのか」は、無料の診断ツールで60秒でチェックできます。止まっている場所が分かれば、次の一歩も見えてきます。

  • 「誰でもどうぞ」が、一番売れません

    「誰でもどうぞ」が、一番売れません

    対象を絞るのが、怖い。

    絞ったら、その分だけ仕事が減る気がする。

    だから、誰でも大丈夫と書いてしまう。

    僕は起業して12年、500名を超える経営者の方と向き合ってきました。この判断は、ほぼ確実に裏目に出ます。

    絞ると、増えます。


    人は、専門の人を探しています

    まず、自分が客の側だったときのことを思い出してください。

    おいしい醤油ラーメンが食べたい。

    このとき、なんでも揃っているお店に行きますか。

    行きませんよね。ラーメン屋に行きます。

    これは、無意識にやっています。

    人は、探しているものの専門家を探します。

    なんでもできる人は、探されません。探しようがないからです。


    「カツ丼専門の税理士」

    分かりやすい例を挙げます。

    なんでもできる税理士と、カツ丼屋専門の税理士。

    カツ丼屋の経営者は、どちらに相談したいでしょうか。

    間違いなく、後者です。

    なぜなら、こう思うからです。

    「この人なら、うちの事情が分かっている」

    説明しなくていい。前提を共有できている。これは、想像以上に大きい価値です。

    面白いのは、ここからです。

    カツ丼専門と書いてあると、ラーメン屋も来ます。

    「飲食に強い人なんだな」と受け取るからです。

    絞ったのに、隣の業種まで広がります。


    絞ると、言葉が尖ります

    もう1つ、絞る効果があります。

    言葉が、具体的になります。

    「経営者の皆様へ」だと、何も書けません。

    でも「深夜まで仕込みをして、朝また店に立っている飲食店の方へ」なら、書けます。

    そして、この違いは決定的です。

    具体的な言葉だけが、記憶に残ります。

    抽象的な言葉は、読んだ瞬間に消えます。誰の話でもないので。


    誰にも受けない人と、一人が抜ける人

    絞ることを怖がる方に、いつもお伝えしていることがあります。

    尖らせて、誰にも受けなかったとしても、必ず誰か一人は抜けます。

    そして、その一人から始まります。

    逆に、万人向けにして誰にも受けない人は、どこに行っても受けません。

    なぜなら、引っかかりがないからです。

    引っかかりのない言葉は、通り過ぎられます。悪く思われもしませんが、覚えられもしません。

    嫌われないことと、選ばれることは、まったく別です。


    「絞る」は「断る」ではありません

    ここで、よくある誤解を解いておきます。

    対象を絞るというのは、それ以外を断ることではありません。

    打ち出し方を絞るだけです。

    カツ丼専門と名乗っている税理士も、来た人が居酒屋なら普通に受けます。

    入口を狭くして、中は広い。

    これが正解です。

    多くの方は逆をやっています。入口を広くして、中も広い。

    だから誰も入ってきません。入口が広すぎると、そこが入口だと気づかれないからです。


    対象が違うなら、話を分けてください

    もう1つ、実務的なことを書きます。

    対象が違うなら、自己紹介も分けてください。

    これ、意外とやっていない方が多いです。

    たとえば、個人向けの仕事と、士業向けの仕事の両方をしているとします。

    このとき、1つの自己紹介で両方に届かせようとすると、どちらにも届きません。

    個人に刺さる言葉は、士業には響きません。逆もそうです。

    だから、場によって変えます。

    同じ人が、同じ商売をしていても、話す相手によって出す面を変える。

    これは、うそをつくことではありません。相手に合わせて、伝わる面を選ぶだけです。


    相手を、生活まで知ってください

    最後に、絞るときの深さについて書きます。

    対象を決めたら、その人の生活まで調べてください。

    • 何を読んでいるか
    • 何を見ているか
    • どこに集まっているか
    • どんな言葉を使っているか

    ここまで分かると、2つのことが決まります。

    1つめ。どこで発信するかが決まります。

    その人がいない場所で、どれだけいい話をしても届きません。

    2つめ。どんな言葉を使うかが決まります。

    自分の業界の言葉ではなく、相手が普段使っている言葉で書けるようになります。

    そして、この2つが決まった時点で、集客の大半は終わっています。


    絞れないのは、失うのが怖いからです

    最後に、本当のところを書きます。

    絞れない理由は、戦略の判断ではありません。

    目の前の仕事を失うのが怖いからです。

    これは、当然の感覚です。特に、今月の数字が足りていないときは。

    だから、こうしてください。

    今の仕事は、そのまま受ける。

    やめる必要はありません。

    変えるのは、打ち出し方だけです。

    サイトの言葉、自己紹介の言葉、名刺の肩書き。ここを尖らせます。

    そして、来た仕事は今まで通り受ける。

    入口だけ変えて、中身は変えない。

    これなら、失うものがありません。

    そして半年もすると、尖らせた入口から来た人のほうが、話が早いことに気づきます。

    話が早い人が増えてきたら、その方向で合っています。


    まとめ

    • 人は、探しているものの専門家を探す
    • なんでもできる人は、探されない
    • 絞ると「自分の事情が分かる人」に見える
    • 絞ったのに、隣の業種まで広がることがある
    • 具体的な言葉だけが、記憶に残る
    • 嫌われないことと、選ばれることは別
    • 入口は狭く、中は広く
    • 対象が違うなら、自己紹介を分ける

    自分の紹介文を開いて、対象を1段だけ具体的にしてみてください。

    そして、届かないとき「もっと広く知られないとダメだ」と思い込みがちですが、たいていの場合、原因はもっと手前にあります。

    あなたの案件が「どこで止まっているのか」は、無料の診断ツールで60秒でチェックできます。止まっている場所が分かれば、次の一歩も見えてきます。

  • 競合と同じ土俵に上がらない方法

    競合と同じ土俵に上がらない方法

    見積もりを出すと、必ず他社と比べられる。

    そして、最後は値段の話になる。

    勝っても、利益が残らない。

    僕は起業して12年、500名を超える経営者の方と向き合ってきました。この状態を、力で抜けようとしないでください。

    比べられた時点で、もう半分負けています。


    立ち位置とは、交わらないこと

    まず、言葉を整理します。

    自分の立ち位置を決めるというのは、他より優れていることを示すことではありません。

    他と交わらないことです。

    同じ線の上に並んで、上か下かを競うのではありません。

    そもそも、別の線に立ちます。

    比べる対象がなければ、比べられません。比べられなければ、値段の勝負になりません。


    同じ土俵に乗る言い方を、していませんか

    自分では気づかないうちに、同じ土俵に上がっていることがあります。

    たとえば、こういう言い方です。

    • 業界で15年の実績
    • 対応が早いです
    • 丁寧にやります

    これ、全部同じ線の上です。

    なぜなら、競合も同じことを言っているからです。

    そして、同じことを言っている相手同士を比べるとき、人は何で決めるか。

    値段です。

    自分から、値段の勝負に持ち込んでしまっています。


    目立てる場所と、目立てない場所があります

    もう1つ、大事な話をします。

    同じことを、どこで言うかでも変わります。

    意識の高い人ばかりが集まる場所では、目立てません。

    全員が言葉を磨いていて、全員が自分を語れるからです。その中で立ち位置を取るのは、相当大変です。

    でも、こういう場所があります。

    みんな困りごとを持っているのに、誰も自分を語れていない場所。

    正直、盛り上がっていない場です。

    ここが、いちばんチャンスです。

    しっかり練った話を、いい状態で話すだけで、記憶に残ります。

    そして、単なる専門家ではなく「この人は分かっている」と見られます。

    行く場所を変えるだけで、同じ話が効きます。


    先にやるのは、自己紹介です

    ここで、順番の話をします。

    立ち位置を決めよう、となると、多くの方がまず何をするか。

    サイトを作ろうとします。

    僕は、これを止めます。

    理由は、はっきりしています。

    自分の立ち位置を言葉にできていない状態で作ったサイトは、ただの案内看板になるからです。

    そして、お金と時間がかかります。作り直すのも大変です。

    だから、順番はこうです。

    自己紹介 → 言葉が固まる → サイト


    1分で伝わるまで、磨いてください

    自己紹介から始める理由が、もう1つあります。

    すぐに、反応が返ってくるからです。

    サイトは、直しても効果が分かるまで数か月かかります。

    でも、自己紹介ならその場で分かります。

    • 相手の目が動いたか
    • 「もう少し聞かせて」と言われたか
    • 名刺を見返されたか

    これを毎回見て、毎回直す。

    10回もやれば、かなり固まります。

    そして、1分の自己紹介で相談されるようになったら、言葉が固まった証拠です。

    そこで初めて、それをサイトに載せます。


    立ち位置には、目指す景色が要ります

    もう1つ、抜けやすいことがあります。

    立ち位置は、差別化の技術だけでは決まりません。

    自分が作りたい景色が要ります。

    「こういう世の中にしたい」

    これがないと、立ち位置は小手先になります。そして、すぐ真似されます。

    技術は真似できますが、その人が本気で作りたい景色は、真似できません。

    そして、もう1つ。

    その景色には、期限を入れてください。

    「いつか、こんな世の中に」だと、作れません。ずっと「なんとなく」のままです。

    「3年後までに、こういう状態にする」

    期限が入った瞬間、今日やることが決まります。


    「何を」より先に、「どんな状態か」

    最後に、目標の立て方を1つ。

    多くの方は、やり方から考えます。

    「そのためには、こうやって、こうして……」

    これをやると、目標がただの予定になります。

    そうではなく、先に決めるのは手に入れたい状態です。

    • どんな相手と仕事をしているか
    • どんな内容で呼ばれているか
    • どんな暮らしをしているか

    先に、状態を決める。

    やり方は、あとから見つかります。順番を逆にすると、今できる範囲の予定表になってしまいます。


    交わらない場所は、掛け算で作れます

    「交わらない場所なんて、そう簡単に見つからない」

    そう思われるかもしれません。

    見つけようとするから、難しいんです。

    作ってください。

    作り方は、単純です。掛け算にします。

    • 税理士 × 飲食
    • 話し方 × 職人
    • 片づけ × 引っ越し直後

    1つの要素で1番になるのは大変です。でも、2つ掛けた瞬間、競争相手が激減します。

    そして3つ掛けると、たいてい誰もいません。

    ここで大事なのは、掛ける要素を自分の中から探すことです。

    • 前職の経験
    • 自分が苦労したこと
    • 趣味として詳しいこと

    これは、真似できません。その人の人生でしか作れない組み合わせだからです。

    「変わっている」と言われたら、正解です

    もう1つ、判断の目安を渡しておきます。

    自分の立ち位置を人に話したとき、こう言われたら成功です。

    「変わってますね」

    逆に、こう言われたら失敗です。

    「なるほど、よくありますよね」

    分かりやすいというのは、すでにある枠に収まったということです。

    収まった時点で、比べられます。

    少し引っかかるくらいで、ちょうどいいんです。


    まとめ

    • 立ち位置とは、優れていることではなく、交わらないこと
    • 実績・早い・丁寧、は全部同じ土俵の言葉
    • 同じ土俵に乗ると、値段で決まる
    • みんなが自分を語れていない場所のほうが、目立てる
    • サイトより先に、自己紹介を固める
    • 1分で相談されるようになったら、言葉が固まった証拠
    • 作りたい景色に、期限を入れる

    次の場に出る前に、自己紹介を1行だけ書き直してみてください。

    そして、比べられるとき「相手のほうが実績があるからだ」と思い込みがちですが、たいていの場合、原因はもっと手前にあります。

    あなたの案件が「どこで止まっているのか」は、無料の診断ツールで60秒でチェックできます。止まっている場所が分かれば、次の一歩も見えてきます。

  • お客さん像は、実在の一人にしてください

    お客さん像は、実在の一人にしてください

    想定するお客さん像を、作った。

    40代女性、都内在住、年収600万円、子ども2人。

    ……作ったのに、そこから何も進みません。

    僕は起業して12年、500名を超える経営者の方と向き合ってきました。この状態には、原因があります。

    その人は、存在しないからです。


    作った人物像が、動かない理由

    条件だけを並べた人物は、頭の中で動きません。

    考えてみてください。

    「40代女性、都内在住、年収600万円」

    この人は、今日の夕方、何をしているでしょうか。

    ……答えられませんよね。

    情報が足りないからではありません。その人がいないからです。

    いない人の行動は、想像できません。


    実在の人なら、答えられます

    では、こう考えてみてください。

    あなたが実際に会ったことのある、あの人。

    たとえば、去年相談に来たあの方。あるいは、交流会で長話をしたあの方。

    その人なら、答えられます。

    • 夕方はたぶん、まだ会社にいる
    • 帰り道でスマホを見ている
    • 寝る前に、明日の資金繰りを考えて眠れなくなる

    具体的に浮かびます。

    なぜなら、その人の顔と、話し方と、あのときの表情を覚えているからです。


    誰を選べばいいか

    選び方は、簡単です。

    過去のお客さんの中で、いちばん喜んでくれた人。

    これで決めてください。

    理由は3つあります。

    ① その人には、実際に価値が届いています。

    つまり、あなたのやり方が効く相手だという証明が、すでにあります。

    ② その人の言葉が、手元にあります。

    何に困っていたか。どう言っていたか。何が刺さったか。全部、記憶に残っているはずです。

    ③ その人と同じ人が、世の中にたくさんいます。

    一人いた以上、必ず他にもいます。


    実在にすると、書けるようになります

    ここからが本題です。

    実在の一人に決めると、文章を書くのが急に簡単になります。

    なぜなら、書くことが「文章を作る」から「あの人に話す」に変わるからです。

    たとえば、あなたが誰かにメッセージを送るとき、悩みませんよね。

    相手が分かっているので、言葉が勝手に出てきます。

    同じ状態を、作ればいいんです。

    書き始める前に、その人の顔を思い出す。

    そして、その人に向かって話すつもりで書く。

    それだけで、文章の温度が変わります。


    一人に書くと、なぜ多くの人に届くのか

    ここで、必ず出る心配があります。

    「一人に絞ったら、他の人に届かないのでは」

    逆です。

    一人に向けて書いたもののほうが、多くの人に読まれます。

    理由は、はっきりしています。

    みんなに向けて書いた文章は、当たりさわりのないものになります。誰も傷つけないかわりに、誰の心も動かしません。

    でも、一人に向けて書いた文章は、具体的です。

    そして、読んだ人はこう思います。

    「これ、自分のことだ」

    具体的だからこそ、自分に重ねられます。


    迷ったら、その人に聞きに行ってください

    もう1つ、強力な方法があります。

    その人に、実際に聞きに行ってください。

    想像するより、聞いたほうが早いです。

    • 相談する前、いちばん困っていたことは何でしたか
    • どんな言葉で検索しましたか
    • なぜ、私に頼もうと思いましたか

    この3つを聞くだけで、そのまま使える言葉が返ってきます。

    そして、ここが大事なのですが、返ってくる言葉は、たいてい自分の予想と違います。

    自分が売りだと思っていた点と、相手が選んだ理由が、ずれていることが本当に多い。

    このずれを直すだけで、届き方が変わります。


    名前で呼んでください

    最後に、細かいけれど効くコツを1つ。

    その人を、名前で呼んでください。

    「想定顧客」ではなく「田中さん」。

    文章を書く前に、こう考えてください。

    「これ、田中さんが読んだらどう思うかな」

    名前があると、手を抜けません。

    適当な言葉を書こうとしたときに、その人の顔が浮かびます。

    そして、こう思います。

    「これじゃ、田中さんには響かないな」

    この感覚が働くようになったら、あなたの文章はもう変わっています。


    途中で、変えていいんです

    最後に、1つだけ安心材料を書いておきます。

    決めた一人は、あとから変えて構いません。

    「一度決めたら、ずっとその人でいかないといけない」と思うと、決められなくなります。

    でも実際は、事業が進むと、お客さんの層は変わります。

    3年前にいちばん喜んでくれた人と、今の自分が向き合うべき人は、違って当然です。

    だから、こう考えてください。

    今日の一人を、今日決める。

    半年後に見直せばいい。

    そして、見直すときの判断も簡単です。

    「この半年でいちばん喜んでくれた人は誰か」

    また、そこから決め直すだけです。

    決められない人の多くは、正解を選ぼうとしています。

    正解はありません。決めて、書いて、反応を見る。この一周が、正解を教えてくれます。


    まとめ

    • 条件だけを並べた人物は、頭の中で動かない
    • 実在の人なら、夕方に何をしているかまで浮かぶ
    • 選ぶのは、いちばん喜んでくれたお客さん
    • その人には、すでに価値が届いた証明がある
    • 書くことが「作る」から「あの人に話す」に変わる
    • 一人に向けた文章のほうが、多くの人に読まれる
    • 想像より、本人に聞きに行くほうが早い

    いま、過去のお客さんを一人、名前で思い浮かべてみてください。

    そして、届かないとき「言葉が足りないからだ」と思い込みがちですが、たいていの場合、原因はもっと手前にあります。

    あなたの案件が「どこで止まっているのか」は、無料の診断ツールで60秒でチェックできます。止まっている場所が分かれば、次の一歩も見えてきます。

  • ファンは、まず一人だけ作ればいい

    ファンは、まず一人だけ作ればいい

    もっと多くの人に届けたい。

    だから、なるべく広く伝わる言葉を選ぶ。

    そして、誰にも届きません。

    僕は起業して12年、500名を超える経営者の方と向き合ってきました。ここには、はっきりした法則があります。

    100人を取ろうとすると、一人も来ません。


    質問を、変えてください

    多くの方は、こう聞かれます。

    「あなたのお客さんは、誰ですか」

    僕は、この質問をしません。

    代わりに、こう聞きます。

    「あなたのファンは、誰ですか」

    似ているようで、まったく違います。

    お客さんは、お金のつながりです。

    ファンは、心のつながりです。

    そして、この違いが、事業の続き方を決めます。


    僕が、売上を落としたときの話

    正直な話を書きます。

    独立して3年目のころ、僕は調子に乗っていました。

    毎月それなりの売上が続いていて、これがずっと続くと思っていました。

    そして、いきなり落ちました。

    10分の1近くまで、一気にです。

    まったく対応できませんでした。ずっと右肩上がりだと思い込んでいたので、下がる想定を1つも持っていなかったんです。

    (まさか、こんなに落ちるのか)

    そこで、原因を分析しました。


    原因は、心の置き場所でした

    出てきた答えは、単純でした。

    どこかで、お金のつながりを意識していました。

    一人ひとりに向き合っているつもりで、実は線を引いていました。

    「ここまでやれば十分だろう」

    そう思って、無難なところで止めていたんです。

    正直に言えば、面倒くさいと思っている自分もいました。

    そして、それは伝わります。人は、驚くほど敏感です。


    「お客さん」をやめて「ファン」にした

    そこで、僕は考え方を変えました。

    一人のために、ここまでやるか、というところまでやる。

    そう決めました。

    すると、不思議なことが起きました。

    頑張れる自分がいたんです。

    夜遅くにメールが来ても、「こんな時間に」ではなく「自分のファンが困っている」と思えるので、動けます。

    同じ行動なのに、苦しさがまったく違いました。

    そして、仕事は戻ってきました。


    なぜ、一人なのか

    理由は2つあります。

    1つめ。一人なら、具体的に考えられます。

    「30代から50代の経営者」では、何も浮かびません。何に困っているのかも、何を読んでいるのかも分かりません。

    でも、実在の一人なら分かります。朝何時に起きて、何に苛立って、何を諦めているか。

    そこまで見えて、初めて言葉が作れます。

    2つめ。一人に刺さったものは、広がります。

    一人の心を動かせない人は、10人の心も動かせません。

    でも、一人が動けば10人が動きます。10人が動けば、100人が動きます。

    順番は、必ずこちらです。

    僕自身、たった一人に向けて話したことが、その場にいた60人全員に届いた経験があります。


    その一人を、どう選ぶか

    では、誰をファンに選ぶか。

    考え方を3つ挙げます。

    ① 会いたい人を選ぶ

    3か月先のカレンダーが、会いたくない人で埋まっていたら、どうでしょうか。

    やる気は出ません。当たり前です。

    逆に、大好きな人ばかりなら「会ってあげたい」と思えます。

    ② 過去の自分と同じ経験をした人を選ぶ

    これは、強いです。

    その人がどこで折れて、何を言われたら救われるかを、自分が知っているからです。

    ③ 自分を必要としてくれる人を選ぶ

    ここは、大事です。

    独立したてのころ、自分を真ん中に置いて周りを調べると、すごい人ばかりが出てきます。そして落ち込みます。

    でも、そこじゃないんです。

    上を見るのではなく、下を見てください。

    自分より少し手前にいて、自分を必要としてくれる人が必ずいます。

    そこを一生懸命やっていると、自分のいる場所が自然と上がります。


    その人が生きている時間を、想像してください

    決めたら、次にやることがあります。

    その人が生きている時間を、頭の中で再現してください。

    • 朝、何時に起きるか
    • 何を食べているか
    • 通勤中に何を見ているか
    • 夜、何を考えながら眠れずにいるか

    これは、想像力の練習ではありません。

    その人が、今どうしても解決できないことを見つけるためです。

    そして、そこが見つかったとき、あなたの言葉は初めて刺さります。


    お金だけが理由の相手は、選ばないでください

    最後に、1つだけ注意点を書きます。

    お金だけが動機の相手は、続きません。

    最初は頑張れます。

    でも、しばらくすると心が枯れてきます。情熱を注げない相手に、いい仕事はできません。

    そして、そういう関係は、お互いに不幸になります。

    相手も、心のこもっていない仕事を受け取ることになるので。

    だから、最初の一人は、心が動く相手にしてください。

    そこから始めたほうが、結果的に早いです。


    まとめ

    • お客さんはお金のつながり。ファンは心のつながり
    • 線を引いて無難に止めていると、必ず伝わる
    • 「ファン」と考えた瞬間、頑張れる自分が出てくる
    • 一人なら、生活まで具体的に想像できる
    • 一人が動けば10人、10人が動けば100人
    • 会いたい人/過去の自分/自分を必要としてくれる人から選ぶ
    • 上を見て落ち込まない。下を見て、必要とされる場所を探す

    いま、あなたのファンを一人だけ名前で思い浮かべてみてください。

    そして、届かないとき「まだ知られていないからだ」と思い込みがちですが、たいていの場合、原因はもっと手前にあります。

    あなたの案件が「どこで止まっているのか」は、無料の診断ツールで60秒でチェックできます。止まっている場所が分かれば、次の一歩も見えてきます。

  • 可能性で縁を起こす。「クレクレ星人」には何も来ない

    可能性で縁を起こす。「クレクレ星人」には何も来ない

    交流会に、月に何回か出ている。

    名刺は増える。話も盛り上がる。

    でも、仕事にならない。

    僕は起業して12年、500名を超える経営者の方と向き合ってきました。この状態には、はっきりした原因があります。

    期待で行っているからです。


    期待と、可能性

    まず、2つの言葉を分けます。

    期待は、自分ではコントロールできないことです。

    • お客さんが取れたらいいな
    • いい人と出会えたらいいな
    • 誰かが紹介してくれたらいいな

    全部、相手が決めることです。自分にはどうにもできません。

    一方、可能性は、自分が起こせる動作です。

    • 自己紹介を作り込んでおく
    • 相手の困りごとを1つ聞き出す
    • 覚えてもらえる一言を用意しておく

    これは、100パーセント自分でやれます。

    そして、ここが大事なところです。

    期待で行くと、動きが変わります。


    期待で行った人の、当日の顔

    期待で交流会に行くと、どうなるか。

    目の前の人が、候補になります。

    話しながら、頭の中で選別が走ります。

    この人はお客さんになりそうか。ならなさそうか。

    そして、ならなさそうだと分かった瞬間、話の熱が落ちます。

    ……これ、相手に伝わります。全部、伝わります。

    顔つき、うなずき方、質問の量。人は驚くほど敏感です。

    そして相手はこう思います。

    「この人は、私を人として見ていない」

    こうなると、その場では笑顔で別れても、二度と連絡は来ません。


    「紹介してください」が、うまくいかない理由

    もう1つ、よくある場面があります。

    「もしよかったら、誰か紹介してください」

    言ったことがある方、多いと思います。

    でも、これはうまくいきません。

    なぜなら、これはクレクレだからです。

    僕は、与えることなくただひたすらに欲しがる人を「クレクレ星人」と呼んでいます。

    相手からすると、こう聞こえます。

    「私の人脈を、この人に使わせてほしいと言われている」

    紹介というのは、紹介する側にとってリスクです。合わなかったら、自分の信用が減ります。

    そのリスクを、まだよく知らない相手に負ってくれる人はいません。

    だから、警戒されます。

    「食い物にされるかもしれない」

    そう思われた瞬間、その関係は終わります。


    与える側から入ると、言葉が変わります

    では、どう言えばいいか。

    同じ紹介のお願いでも、可能性から入るとこうなります。

    「私はこういう人を助けたいんです。もし周りに悩んでいる方がいたら、声をかけてあげてください。私の仕事にならなくても、構いません」

    ……この一言、破壊力があります。

    なぜか。

    相手のリスクが、ゼロになるからです。

    仕事にならなくてもいい、と先に言っています。だから、紹介する側は気軽に名前を出せます。

    そして、もう1つ効きます。

    この言い方ができる人は、本気に見えます。

    売上のために言っているのではなく、本当に助けたいから言っている。そう伝わります。

    不思議なもので、この言い方をした人のほうが、実際には紹介が来ます。


    セミナーでも、個別の相談でも、同じです

    これは交流会だけの話ではありません。

    セミナーでも、個別の面談でも、まったく同じ構造が起きます。

    目の前の人に期待をかけると、こうなります。

    「買ってくれ、買ってくれ」

    言葉にしなくても、空気に出ます。そして、売れません。

    でも、可能性で立つとこうなります。

    「今日、この時間で価値を持って帰ってもらう」

    これは自分でコントロールできます。

    そして、真剣に価値を渡した結果、先のドアが開きます。その場で決まらなくても、半年後に連絡が来たりします。

    僕の経験から言うと、うまくいかない設計は、たいてい期待で組まれています。


    準備した人にしか、起きません

    最後に、もう1つ大事なことを書きます。

    可能性というのは、準備のことです。

    ある方は、交流会で使う自己紹介をとことん作り込みました。

    その結果、2,000円のランチ会に4人を集客しています。

    期待で参加している人は、準備をしません。

    だって、「いい出会いがあればいいな」と思っているだけなので、準備するものが無いんです。

    一方、可能性で参加する人は、やることが山ほどあります。

    • 自己紹介を練る
    • 覚えてもらう一言を決める
    • 何を聞くか決める
    • 次につながる渡し方を決める

    そして、準備した人にだけ、結果が起きます。

    縁は、待つものではありません。

    自分で起こすものです。


    与えるのは、大きなことでなくていい

    「与える側から入る」と言うと、身構える方がいます。

    無料で仕事をするのか。時間を持ち出すのか。

    そこまでしなくて大丈夫です。

    与えるものは、その場で渡せる小さなもので十分です。

    • 相手の困りごとに、心当たりのある人を1人思い出して伝える
    • 相手の商売に使えそうな話を、1つだけ渡す
    • 相手の話を、最後まで遮らずに聞く

    最後のものが、実はいちばん効きます。

    交流会では、みんな話したがっています。聞く人が、圧倒的に足りていません。

    だから、最後まで聞くだけで珍しい人になります。

    そして、こう思われます。

    「この人とは、もう一度話したい」

    これで十分です。1回目の目的は、契約でも紹介でもありません。

    2回目が起きることです。

    そこだけ狙えば、その日にやることは驚くほど少なくなります。


    まとめ

    • 期待は、自分でコントロールできないこと
    • 可能性は、自分が起こせる動作
    • 期待で行くと、目の前の人が候補になり、それが伝わる
    • 「紹介してください」は、相手にリスクを負わせている
    • 「仕事にならなくてもいい」と先に言うと、リスクが消える
    • セミナーも個別も同じ。期待をかけると売れない
    • 可能性とは、準備のこと。準備した人にだけ結果が起きる

    次の交流会の前に、自己紹介を1行だけ書き直して行ってみてください。

    そして、仕事につながらないとき「交流会は意味がない」と思い込みがちですが、たいていの場合、原因はもっと手前にあります。

    あなたの案件が「どこで止まっているのか」は、無料の診断ツールで60秒でチェックできます。止まっている場所が分かれば、次の一歩も見えてきます。

  • 私を探している人に見つけてもらえないのは、相手の損です

    私を探している人に見つけてもらえないのは、相手の損です

    自分のことを、人前に出すのが苦手。

    宣伝みたいで、恥ずかしい。

    だから、発信が続かない。

    僕は起業して12年、500名を超える経営者の方と向き合ってきました。この気持ちを持っている方は、たいていいい人です。

    でも、1つだけ考えてほしいことがあります。

    あなたが黙っていることで、困っている人がいるかもしれません。


    ある方が書いた、最後の一段落

    街での集客に挑戦した方が、振り返りの最後にこう書いていました。

    私のサービスのようなものを探していた、出会いたかったと思っている人に見つけてもらえないことは、彼らにとっても機会損失である、ぐらいの気持ちで今後も取り組みます。

    ……この一段落を読んだとき、僕は何度も読み返しました。

    なぜかというと、主語が変わっているからです。

    「私が売りたい」ではありません。

    「あなたに届けたい」になっています。


    売り込みが苦しい、本当の理由

    発信や売り込みが苦しい人は、頭の中がこうなっています。

    自分 → 相手

    自分の都合を、相手に押し出す形です。

    この向きだと、必ず罪悪感が出ます。当然です。自分の得のために、相手の時間をもらう構図になっているので。

    でも、こう置き換えるとどうでしょう。

    探している人 ← 自分

    相手のほうに、すでに困りごとがある。それを解ける人が、たまたま自分だった。

    この向きだと、発信は押しつけではなく、案内になります。

    やっていることは同じです。向きが変わっただけ。

    でも、体感がまったく違います。


    「探している人」は、本当にいます

    ここで、必ず出てくる反応があります。

    「そんな都合よく、探している人なんていない」

    いえ、います。

    考えてみてください。あなた自身、何かを探して検索したことがありますよね。

    肩が痛くて整体を探した。相続のことで相談先を探した。子どもの習い事を探した。

    そのとき、見つからなくて困ったことはありませんか。

    その反対側に、黙っている専門家がいた可能性があります。

    探している側からすると、いないのと、黙っているのは同じです。


    見つけてもらえないと、何が起きるか

    もう少し具体的に書きます。

    あなたが黙っていると、探している人はどうするか。

    別の誰かのところへ行きます。

    そして、そこが合っていなかった場合、その人はこう思います。

    「やっぱり、こういうのは意味がないな」

    ……つらいですよね。

    その人は、諦めてしまいました。本当は、あなたのところに来ていれば解決していたかもしれないのに。

    これが「機会損失」の中身です。

    損をしているのは、あなただけではありません。


    発信は、選んでもらうための材料です

    もう1つ、大事な考え方があります。

    発信するというのは、相手に選んでもらう材料を渡すことです。

    材料がなければ、選べません。

    たとえば、こんな情報がないと、相手は判断できません。

    • 何をしている人なのか
    • 誰の役に立てるのか
    • どんな考え方でやっているのか

    これを出さずにいるのは、謙虚さではなく、相手に不便を押しつけているのに近いです。

    しかも、材料を渡した結果「合わないな」と思われたなら、それでいいんです。

    合わない人が離れるのも、材料があってこそです。

    材料がないと、合う人にも合わない人にも、何も起きません。


    「見てほしい」ではなく「探している人へ」

    最後に、明日から使える置き換えを1つ。

    発信するとき、こう考えないでください。

    「みんなに見てほしい」

    これだと、反応が少ないときにへこみます。人数の話になってしまうので。

    代わりに、こう考えてください。

    「これを探している、たった一人に届けばいい」

    こうすると、書く内容が変わります。

    みんなに向けた文章は、当たりさわりのないものになります。誰の心にも刺さりません。

    でも、たった一人を思い浮かべて書いた文章は、その一人に確実に届きます。

    そして不思議なもので、一人に向けて書いたもののほうが、結果的に多くの人に読まれます。

    自分のことだと感じる人が、増えるからです。


    恥ずかしさは、消えません

    最後に、正直なことを書いておきます。

    視点を変えても、恥ずかしさが完全に消えることはありません。

    僕自身、今でも自分のことを書くときは少し気恥ずかしいです。

    だから、消そうとしないでください。

    恥ずかしいまま、出していいんです。

    むしろ、恥ずかしさが少し残っているくらいの文章のほうが、読む人には届きます。

    慣れて、平気で自分を売れるようになった人の文章は、うまいけれど響かないことがあります。

    そして、もう1つ。

    出したあとの反応を、気にしすぎないでください。

    反応が薄いと「やっぱり自分の話なんて誰も興味がない」と思ってしまいますが、読んで何も押さない人のほうが圧倒的に多いです。

    黙って読んでいる人がいます。半年後に問い合わせてくる人がいます。

    反応の数と、届いた数は、まったく別物です。


    まとめ

    • 黙っていると、探している人には「いない」のと同じ
    • 「自分→相手」の向きだと、必ず罪悪感が出る
    • 「探している人←自分」に変えると、案内になる
    • 見つけてもらえないことは、相手の機会損失でもある
    • 発信は、相手に選んでもらう材料を渡すこと
    • 合わない人が離れるのも、材料があってこそ
    • みんなではなく、たった一人に向けて書く

    次の発信は、「これを探している一人」を思い浮かべて書いてみてください。

    そして、発信が続かないとき「自分は目立つのが苦手だから」と思い込みがちですが、たいていの場合、原因はもっと手前にあります。

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  • 「楽しい→感謝→収入」。この順番を間違えないでください

    「楽しい→感謝→収入」。この順番を間違えないでください

    今月、あといくら足りない。

    だから、あと何件必要だ。

    そう計算して、動き出す。

    僕は起業して12年、500名を超える経営者の方と向き合ってきました。この動き方、間違ってはいません。

    ただ、これだけだと続きません。

    お金から始めた行動は、たいてい途中で止まります。


    逆から始めると、何が起きるか

    お金から逆算すると、動きはこうなります。

    お金が要る → だから会う → だから話す

    一見、合理的です。

    でも、この順番だと目の前の人が「手段」になります。

    自分では気づいていなくても、態度に出ます。

    • 話が早い
    • 相手の話をあまり聞かない
    • 決まりそうにないと分かると、急に興味が薄れる

    相手は、これに気づきます。

    そして、こう感じます。

    「この人は、私を見ていない」

    こうなると、決まりません。決まらないから焦る。焦るとさらに手段扱いになる。

    苦しさが自動的に増える形になっています。


    ある方が、体で確かめた順番

    実際に街に出て集客をした方が、こう書いていました。

    私は「楽しい」→「収入」という順序が重要であり、営業が苦手なのではなく、どのように捉えて動くかで気持ちが大きく変わることに気づいた。

    この方は、好きなものの話をするという入り方をしました。

    売り込む場ではなく、同じ趣味の人と話す時間として現場に立った。

    結果、こうなっています。

    好きなものについて話している時間は営業ではなく、交流そのもので、自分自身も楽しむことができた。

    そして、動けました。それまで動けなかった方が、です。


    「楽しい」は、ふわっとした話ではありません

    こう言うと、こう思われる方がいます。

    「楽しくやろう、なんて甘い」

    違います。これは続けるための設計です。

    集客で結果を出す条件は、実はシンプルです。

    量をこなすこと。

    そして量をこなすには、続くことが絶対条件です。

    苦しい方法は、続きません。気合いで2週間は持ちますが、3か月は無理です。

    つまり、こういうことです。

    楽しいかどうかは、根性の話ではなく、量の話です。

    楽しくできる方法を見つけた人は、勝手に量が増えます。だから結果が出ます。


    真ん中の「感謝」が、いちばん抜けます

    そして、ここからが本題です。

    「楽しい→収入」の間に、もう1つ入れてほしいものがあります。

    感謝です。

    正確には、こうなります。

    楽しい → 感謝される → 収入

    なぜ真ん中が要るのか。

    楽しいだけだと、趣味で終わるからです。

    自分が楽しんでいるだけでは、お金は動きません。当たり前です。

    でも、その楽しさが誰かの役に立った瞬間、お金が動きます。

    だから、確認するポイントは1つです。

    「この時間、相手は喜んでいたか」

    自分も楽しくて、相手も喜んでいる。ここが揃った瞬間、収入は後からついてきます。


    順番を守ると、判断がラクになります

    この順番には、もう1つ効能があります。

    日々の判断が、ものすごくラクになります。

    たとえば、こんな迷いがあるとします。

    • この仕事、受けるべきか
    • この人と、付き合いを続けるべきか
    • この打ち合わせ、行くべきか

    お金から考えると、答えが出ません。どれも、お金になるかもしれないからです。

    でも、順番で考えると一発です。

    「これは楽しいか」「相手は喜ぶか」

    両方に「いいえ」なら、断っていい。

    そして、この判断で断ったものが原因で仕事がなくなることは、ほとんどありません。

    なぜなら、楽しくなくて相手も喜ばない仕事は、そもそも続かないからです。


    お金を求めるのは、悪ではありません

    誤解のないように書いておきます。

    お金を求めることは、まったく悪くありません。

    事業をやっている以上、当然です。

    ここで言っているのは、求めるなということではなく、置く場所を変えろということです。

    ゴールには、お金を置いていい。

    ただし、入口には置かない。

    ゴールに置いた数字は、方向を教えてくれます。入口に置いた数字は、焦りを生みます。

    同じ数字でも、置く場所で作用がまるで逆になります。


    「楽しい」が見つからないときは

    ここで、正直な疑問が出てくると思います。

    「楽しいと思える集客の方法が、そもそも見つからない」

    これは、よくあります。

    そういうときは、大きく探さないでください。

    すでに、少しでもマシだったものを思い出してください。

    • 大勢の前で話すのは苦しいが、1対1なら平気だった
    • 電話は苦手だが、文章なら書ける
    • 知らない人は無理だが、紹介された人となら話せる

    この「マシだったほう」が、入口です。

    楽しいというのは、最初から全開で楽しい必要はありません。

    苦しくない、から始めて大丈夫です。

    そして、苦しくない方法を続けていると、うまくなります。うまくなると、反応が返ってきます。反応が返ってくると、そこで初めて楽しくなります。

    順番としては、こうです。

    苦しくない → 続く → うまくなる → 反応が来る → 楽しい

    いきなり楽しいを探すと、見つかりません。


    まとめ

    • お金から逆算すると、目の前の人が手段になる
    • 手段扱いは、必ず相手に伝わる
    • 楽しいかどうかは根性の話ではなく、続く量の話
    • 楽しいだけだと趣味で終わる。間に「感謝」を入れる
    • 自分も楽しく、相手も喜んでいるか。この2つを確認する
    • 順番があると、受ける仕事の判断がラクになる
    • お金はゴールに置く。入口には置かない

    いまやっている集客の方法が、自分にとって楽しいかどうかを、正直に見てみてください。

    そして、続かないとき「自分の根性が足りない」と思い込みがちですが、たいていの場合、原因はもっと手前にあります。

    あなたの案件が「どこで止まっているのか」は、無料の診断ツールで60秒でチェックできます。止まっている場所が分かれば、次の一歩も見えてきます。